私たちの会社では、人事異動が近づくと、人事情報が出回り始めます。
まだ転勤したことない人は、実際に内々示があるのかどうか気になると思います。
今回は、大企業(電力会社)の内示事情について、紹介します。
このブログを読むと、
「大企業では、内々示が本当にあるのか」がわかります。
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辞令とは
辞令とは、会社からの命令であり、
部署、職場の転勤(異動)を命じられます。
辞令の発令日(転勤日)は、普通の会社や公務員は4月1日が多いです。
つまり、3月31日まで前の職場で勤務し、4月1日から新しい職場で勤務します。
ただ、大企業の中でも、電力会社は7月1日に設定されています。
発令日は、4月1日、7月1日が大半だと思います
内示とは
内示とは、辞令(転勤)を事前に本人に伝える儀式です。
これは、会社で定められています。
内示日については、会社によってバラバラです。通常、1~2カ月前に内示をもらえます。私の会社では、だいたい2週間前です。
内示は正式な決定のうえ発表されるため、覆すことはできません。
内々示とは

内々示とは、内示の前に(こっそり)異動を教えてもらうことです。
ほとんどの人の転勤先は、内示の3カ月前~半年前までに、あらかた決まっています。内示1カ月前には、転勤先はほぼ確定しています。
もちろん上司には、意見伺いがあり、情報が耳に入ります。その上司に入った情報を内示前に本人にこっそり伝えてあげる行為が内々示です。
内々示をもらえると、準備時間が十分にできます。転勤は、業務引き継ぎ、引越し、心の準備など、やることがいっぱいあるので、内々示が早ければ早いほどすごく助かります。
特に、私の会社は内示が2週間前なので、内々示はすごく重要です。
実際に、内々示は、もらえるのか

内々示は、実際にあります。
ただし、内々示をもらえるかどうかは、上司次第
内示は、絶対にしなければなりませんが、内々示をするという規定はありません。
むしろ、人事情報を事前に伝えてはいけません。
とはいっても、突然、「引越ししろ」と言われても、大変です。家族がいる場合は、特に大変です。そういうことを考慮し、事前に伝えてくれる上司は少なくありません。
私の経験では、内々示をしてくれる上司は、5割以上います。(ただし、内々示のタイミングはバラバラ)
実際に内々示があった
2021年、私の職場では、内々示がありました。
【2021年の内々示】
7月1日転勤→5月終わりに内々示
2022年、私の職場では、内々示がありました。そして、内々示を受けたのは私です。
【2022年の内々示】
7月1日転勤→5月終わりに内々示
2021年も2022年も、約1カ月前に教えてくれたということになります。元々の内示が2週間前なので、1カ月前に教えてくれるだけでも大変助かります。
さいごに
以上が、内々示事情です。
内々示は実際にあります。ただし、内々示がもらえるかどうかは、上司次第にはなります。
内々示をしてくれる上司は多いと思います。私の経験上、約5割程度の上司が内々示をしてくれます。
あなたの上司も内々示してくれることを願っています。
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