【電力会社への転職】今なら簡単に転職できる|転職後の給料、周りの反応も解説

電力会社(大企業)

電力会社は高年収、リストラなし、会社の倒産もなしで、将来安泰だと考えてる人が多く、電力会社への転職人気は高いです。

そのため、高嶺の花と思って諦めている人はいませんか?

実は、そんなに届かない会社ではないです。
むしろ、今が一番転職しやすいです。

今回は、電力会社へ実際に転職できるのか、また、希望するとよい分野、転職後の給料、周りの反応も含めて解説します。

電力会社へ転職は可能か?

結果からいうと、全然、可能です。
むしろ、今が一番電力会社へ転職しやすいです。

最近は、時代の流れ、会社事情もあり、中途入社の方がものすごく多くなっています
ひと昔前は、中途入社は全く募集もしていませんでしたが、後述の理由により、今が転職しやすいです。

今、転職しやすい理由①時代の流れ

転職しやすい理由①としては、時代の流れです。

世界で一番の経済大国のアメリカは、転職が当たり前の時代です。
日本もそれにだんだん近づいて行っています。

2021年、九州電力が副業を認めるという発表がありましたが、だんだん副業も認めてきています
国も推奨しています。

くわしくはこちら
【大企業の働き方】電力会社が副業解禁|九州電力が副業を認めるプレスを発表

少子高齢化社会の中、社会全体において、働く人材集めが大変になっています。

新入社員で一から育てると時間がかかります。
それより、ある程度、実力や経験をある人を中途採用する方が効率的です。
なので、中途採用は今後も増えていくでしょう。

ちなみに、人事部門の人から聞いたことがあるのが、
新入社員が一人前になるには、

時間的には3年
経費的には1,000万円程度(約300万円×3年)

かかると見込んでいます。

なので、それを中途採用によって、時間短縮、経費削減効果があるか判断基準の一つにもなります。

今、転職しやすい理由②会社事情

転職しやすい理由①としては、会社事情です。

実は、電力会社全般で、今人材が足りていません。

①発電所や送配電線の建設ラッシュ時代→多大な労力が必要→採用増加(今の50代以上)

②建設ラッシュ末期→建設ラッシュが終わり、人が余る→採用減少 (今の30~40代)

③発電所等の更新時代→劣化が進み、補修や改修が増えてきた→採用増加(今の20代)←今

そのため、電力会社の年齢構成は、現在、

  • 50代以上→非常に多い
  • 30~40代→非常に少ない
  • 20代→多い

となっており、30~40代が全く足りていません
この年代の人は、今電力会社が求めている人材で、非常に転職しやすいです

また、50代以上が多く、定年退職で辞める人が今どんどん増えて、ピークになっています。
(定年の延長ですこし落ち着きましたが。。。)

しかし、その定年退職のペースに新入社員の採用ペースも追いついていないのが現状です。
職場で育てられる新入社員の数には限りがあるので、大幅に増加することもできません。

転職するなら今です

この二つの理由により、今が電力会社へ転職がしやすい時期です。

高値の花どころか、電力会社はのどから手が出るほど人材を欲しています。
最近は中途採用が増えてきましたが、まだ足りていません。

どの分野だと入りやすいか

さて、転職しやすいとは言いましたが、どの分野だと電力会社に入りやすいか教えます。

結果から言うと、技術職(理系)が転職しやすいです。

技術職(理系)とは、配電、変電、送電、原子力、火力、機械、土木、通信分野のことです。

さきほど述べたように、建設ラッシュ後の人余りのために、採用減少した経緯があり、特に減少したのが、技術職(理系)です。

そのため、技術職(理系)の30~40代が特に少ないです。

しかし、事務系が転職できないわけでもありません。
事務系も同時期に採用を抑えており、技術系よりは融通は効きますが、確実に人は足りていません。
事務系でも中途採用者はたくさんいます。

事務系だと、だれでも人事部→経理部→総務部→用地部など、いろいろな部門をこなすことができます。
選択できる部門に幅がありますので、得意、不得意で、適材適所に人を配置することが可能です。

技術職だと、

  • 電気系→配電、変電、送電部門
  • 原子力系→原子力部門
  • 火力系→火力部門
  • 機械→すべての部門
  • 土木系→土木部門
  • 通信系→通信部門

というように、部門が固定されます。
また、一回、部門を選択すると、部門間の移動はほとんどできません

転職後の給料

気になる転職後の給料は、元々いる人と同じくらいの水準でもらえます。

給料の水準など詳しくはこちら
【大企業の給料】電力会社(高専卒)の給料推移、生涯賃金は?|役職の年収っていくら?
大企業の給料、昇給の仕組み教えます。【年齢給、職能給、成果給とは】

正直、新卒入社の私からしたら、すごいうらやましいです。
私から見ると、飛び級で入ってきたみたいに感じます。
中途入社なのに、給料はその年代の人とほとんど変わりません。

  • 年齢給は、年齢によって決まるため、新卒入社と同じランク
  • 職能給は、年齢によって最低でも到達しているクラス以上
  • 成果給は、前年度実績がないので、最低ランク(しかし、次の年にはちゃんと評価される)

給料がしっかりしているため、本当におすすめです。

周りの反応

中途採用者は、周りからどのような扱い、反応なのか気になると思います。

結果からいうと、全くの普通です。

人数が多く、転勤のある大企業だと、特に知らない人と仕事をするのが、日常茶飯事です。
なので、中途採用が入ってきても、対応は普通で、差別やいじめなんて、全くありません

最初は仕事を教えてあげる必要がありますが、知識や経験がある分、新入社員より即戦力になり、頼りになりますし、頼りにします

ただし、たまに中途採用者の中にも、あまり仕事ができない人もいますが、私たちも大人なので、それなりの対応です。

結果:今がチャンス

電力会社への転職は、時代の流れや、特に会社事情があり、本当に今が一番成功しやすく、おすすめです。

電力会社は高値の花ではありません。
もし入れたら、給料は高水準。
周りから差別やいじめられることはもちろんありません。
一度、チャレンジする価値はあるのではないでしょうか。

電力会社へ転職を考えている人はぜひ検討してみてください。

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