電験三種を取得しようと考えているけど、どのくらい勉強したらいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか?
電験三種は、電力会社を勤務しているうえでも有利になりますし、転職する際にも有利に働くいい資格です。
今回、電験三種を取得するために必要な勉強時間を教えます。
ちなみに、私は、電験三種を独学で勉強し、3年かけて2020年に取得しました。
このブログを読むと、
「電験三種を取るのに必要な勉強時間と期間(科目ごと、1週間)」がわかります。
試験内容

【試験内容】
- 理論、機械、電力、法規分野の4科目
- 60点以上で合格(合格率が低いと、引き下げられる可能性あり)
- 4科目すべてを3年間以内に合格
- (三種は、面接はなし)
- 合格率は、11.5%(令和3年度)
勉強する順番

【勉強順】
- 理論
- 機械
- 電力・法規
この勉強する順番は、簡単に言うと、
- 理論=すべての基礎
- 機械=理論の応用
- 電力・法規=機械の応用(実務に近い内容)
詳しくはこちらで開設しております。
【電験三種】独学で電験三種に合格する方法|おすすめ勉強法紹介 – 目指せ!マルチビリオネア (multi-billionaire.blog)
勉強時間
1週間の勉強量

1週間の勉強量は、
平日2時間×5日+休日5時間×2日=20時間
で、見込みます。
毎日勉強するのは、大変なので、メリハリつけて勉強してほしいです。
どうしても勉強したくない日は、その分、別日に勉強するのもいいでしょう。
たぶん途中で嫌になるので、頑張りましょう。
各科目ごとの勉強時間

各科目ごとの勉強時間は、下記の通りです。
科目 | 勉強時間 |
理論 | 300時間 |
機械 | 400時間 |
電力 | 100時間 |
法規 | 200時間 |
計 | 1,000時間 |
電験三種取得するまでには、1,000時間はかかると見込んでください。
ただし、職場で日常的に学んでいる、学校で学んだという元々知識を有する人は、その分野の勉強時間は少なくなります。
各科目ごとの勉強時間は、難しさに比例して長くなります。
【科目ごとの難易度】
- 機械→400時間
- 理論→300時間
- 法規→200時間
- 電力→100時間
勉強時間(理論)
平日2時間×5日+休日5時間×2日=20時間
20時間×15週(3.75カ月)=300時間
電験すべての基礎となる科目ですので、時間をかけてゆっくり勉強して、基礎を叩き込むことをおすすめします。
勉強時間(機械)
平日2時間×5日+休日5時間×2日=20時間
20時間×20週(5カ月)=400時間
「機械」が一番難しい科目です。
難しさに加え、範囲が一番広いので、苦労します。
勉強時間(電力)
平日2時間×5日+休日5時間×2日=20時間
20時間×5週(1.25カ月)=100時間
「電力」は一番簡単です。
理論と機械が十分に理解できていれば、応用で解ける問題ばかりです。
勉強時間(法規)
平日2時間×5日+休日5時間×2日=20時間
20時間×10週(2.5カ月)=200時間
「法規」は機械の次に難しいですが、出題数が少なく、機械ほど範囲も広くないため、勉強時間は少なくて済むでしょう。
法規は計算問題で点を落とさないように気を付けましょう。
まとめ

各科目ごとの勉強時間は、下記の通りです。
1週間の勉強量は、平日2時間×5日+休日5時間×2日=20時間
科目 | 勉強時間 | |
理論 | 20時間×15週 | 300時間 |
機械 | 20時間×20週 | 400時間 |
電力 | 20時間×5週 | 100時間 |
法規 | 20時間×10週 | 200時間 |
計 | 1,000時間 |
1,000時間は、あくまでも目安です。
元々、知識を有する方はその分差し引けると考えてもいいです。
また、頭のいい方、要領のいい方も、その分差し引けます。
そして、大事なのが、休むことです。
3年程度かかる試験でもありますので、長丁場になります。
(1年でとれれば、最高ですが)
勉強できない、したくない日は、その分、別日に勉強すればいいので、メリハリをつけて勉強してください。
電験三種の試験では、すこし機能が高い電卓を使うことができます。
その電卓については、こちら
【電験電卓に必要な機能10個】電験におすすめな電卓を紹介します。 – 目指せ!マルチビリオネア (multi-billionaire.blog)
間違って、機能が付きすぎている電卓を選ぶと、失格になるので、注意してください。