今、話題の暗号資産(仮想通貨)について、今後価格が上昇していくと予想されていますが、暗号資産(仮想通貨)でFIREできるのかどうか気になりませんか?
今回、暗号資産(仮想通貨)で、FIREできるのか、理由も含めて解説いたします。
この記事を読むと
「暗号資産(仮想通貨)で、FIREできるのか」がわかります・。
FIREの条件

【FIREの条件】
億り人(1億円)達成
FIREするための目標資産として、1億円が必要です。
1億円を4%(400万円)以下ずつ取り崩せば、25年保つのに加え、価格上昇も見込め、更なる資産増加も可能です。
そのため、今回、FIREの条件は、億り人(1億円)達成と設定します。
暗号資産(仮想通貨)の選択

暗号資産(仮想通貨)もたくさんありますが、今回はビットコインで考えていきます。
ビットコインは、時価総額1位であり、最初の暗号資産(仮想通貨)です。
金の埋蔵量には限りがあるのと同じく、ビットコインは発行上限が設定されていることで、金と同じ資産としての性質があります。
ビットコインは、デジタルの金(ゴールド)と呼ばれることもあります。
2番目に時価総額が高いイーサリアムに関しては、イーサリアムの性質上、通貨として普及することが期待されています。
【イーサリアムの性質】
- 通貨と同じく、発行上限はない
- 取引の予約、取引の記録ができて、通貨として便利
- 処理速度がビットコインより早い
そのほかの暗号資産(仮想通貨)については、今のところ検討する必要はありません。
結果、暗号資産(仮想通貨)に投資するなら、ビットコインが最適です。
【暗号資産(仮想通貨)の性質】
- ビットコインは、資産
- イーサリアムは、通貨
- その他は、検討する必要なし
【イーサリアムとビットコインとは】暗号資産(仮想通貨)を一番わかりやすく解説します。
今後のビットコイン価格予想

今のビットコイン価格は下記の通りです。
【ビットコイン価格】
1BTC=540万円
(2022年3月27日時点)
今後のビットコイン価格は、ストックフローモデル(S2F)によって予想することができます。
元々、金(ゴールド)などの価格予想に使っていた理論を、デジタルゴールドであるビットコインに応用します。
ストックフローモデル
市場に存在する量(ストック)と供給量(フロー)の関係で、価格を予想します。
市場に存在する量(ストック)÷供給量(フロー)= 価格

PlanBさんのTwitterより引用
ストックフローモデルでは、2025年に「1BTC=1億円」になると予想されています。
ざっくり「4年毎に10倍になる」予想です。
なぜ「4年毎に10倍」かというと、4年毎に半減期を迎えるからです。半減期では、ビットコインのマイナー報酬(供給量(フロー))が半減します。2024年に半減期を迎え、供給量が減るので、だんだん価格が上昇していき、2025年には10倍に達します。
ビットコインで億り人は可能か

つまり、
1BTCを持っていれば、2025年に億り人(1億円)達成
0.1BTCを持っていれば、2029年に億り人(1億円)達成
する可能性があります。(税金は考慮していません)
しかし、ストックフローモデルの通りになるとは限りません。
ストックフローモデルによると、2022年には、1BTC=1,000万円の予想ですが、今は540万円であり、約54%です。
このモデルでは、ストックとフローの関係で価格を算定していますが、ビットコインを取り巻く情勢が考慮できていません。
- マイニングの電気代問題
- マイニングの機械不足
- まだ需要が少ない
まだ暗号資産(仮想通貨)は、世の中に必須ではなく、認知している人が少ないです。
生活に必須レベルにまで普及するには、まだまだ時間が必要です。
これらの理由などにより、価格推移がS2Fモデルと一致はしません。
私の予想では、価格上昇(4年毎に10倍)が数年遅れていくと考えています。
4年ごとの半減期に10倍という価格上昇自体は、必ず起きると思います。
結論は、下記の通りです。
【ビットコインで億り人達成は?】
- ビットコインで億り人は可能
- 1BTCを持つ人は、2025年~数年の間に億り人
- 0.1BTCを持つ人は、2029年~数年の間に億り人
税金対策

億り人達成は可能ですが、一つ問題があります。
それは、税金です。
【暗号資産(仮想通貨)の税金計算】
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195~330万円 | 10% | 97,500円 |
330~695万円 | 20% | 427,500円 |
695~900万円 | 23% | 636,000円 |
900~1,800万円 | 33% | 1,536,000円 |
1,800~4,000万円 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
手元に残る金額を計算すると、
所得金額 | 税金 | 税金 (控除考慮) | 手元に残る 金額 |
---|---|---|---|
195万円 | 10万円 | 10万円 | 185万円 (95%) |
330万円 | 33万円 | 23万円 | 307万円 (93%) |
695万円 | 139万円 | 96万円 | 599万円 (86%) |
900万円 | 207万円 | 143万円 | 757万円 (84%) |
1,800万円 | 594万円 | 440万円 | 1,360万円 (76%) |
4,000万円 | 1,600万円 | 1,320万円 | 2,680万円 (67%) |
1億円 | 4,500万円 | 4,420万円 | 5,580万円 (56%) |
1億円をすべて一気に現金化すると、5,580万円(56%)となってしまいます。
せっかく育てたお金が約半分税金でとられるのは、損です。
これはどうしても避けなければなりません。
具体的に言えば、1,800万円以上の現金化は税金が多すぎることから、おすすめできません。
そのため、なるべく節税するための方法は、「その年に必要な分だけ現金化する方法」です。
【税金対策】
その年に必要な分だけ現金化する。
(複数年に分けて、現金化する)
おすすめとしては、「毎年330万円現金化」です。
330万円現金化すれば、307万円(93%)が手元に残ります。
307万円÷12か月=25万円
月25万円あれば生活に困ることはないでしょう。
330万円が節税対策としてベストな金額ですが、
1億円÷330万円=30年
すべて現金化するまでに30年もかかります。
そのうちに、ビットコインはさらに値上がりすることも期待できます。
使い切れないのもよくないので、たまに900万円や1,800万円のまとまった現金化も含めて、使っていくとよいでしょう。
1,800万円以上の現金化は、税金が多すぎるので、辞めた方がいいです。
所得金額 | 手元に残る 金額(率) |
---|---|
900万円 | 84% |
1,800万円 | 76% |
4,000万円 | 67% |
1億円 | 56% |
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結論

【結論】
- ビットコインで億り人は可能
- 1BTCを持つ人は、2025年~数年の間に億り人
- 0.1BTCを持つ人は、2029年~数年の間に億り人
【税金対策】
- その年に必要な分だけ現金化
- 330万円/年(25万円/月)が効率的
- まとまった現金化は、1,800万円以下に抑える
これを参考にあなたも暗号資産(仮想通貨)投資を始めてみてはいかかですか。
まだ歴史が浅いですが、その分、未知数の可能性を秘めています。
その可能性に投資するのもありだと思います。