2021年7月、リーマンショックを予想した方が、2021年末に暴落がくる可能性があると警告しました。
普通だと暴落がくるのは心配だという人がほとんどでしょうが、私は逆に暴落が待ち遠しいです。
そう考えている理由を、今回、紹介します。
リーマンショックを予想した米アナリストが暴落を警告

2008年のリーマンショックによる株価の大暴落を予想したことで知られるモラン・タイス・キャピタルマネジメントのデービッド・タイスさんが、再び、株価が大暴落する条件がそろっていると警告しました。(2021年7月)
今の株式市場には根本的な問題が多い。バイデン政権は法人増税に前向きで反企業的だ。国債も大量に発行されている。また、一時的な下落はあったものの2008年からの強気相場が長すぎる。そのため10年以上続く長期的な弱気相場になり、株価が40~50%下落する可能性がある。
暴落のきっかけとなり得ることはたくさんあるが、ハイテク企業の決算悪化がきっかけになる可能性がある。グーグルやツイッター、フェイスブックなどはコスト(人件費など)が予想以上に上昇した影響を受ける。高いインフレ率も長く続くかもしれないし、利上げ開始も恐れられている。新型コロナのワクチンの効果やデルタ株の影響も懸念される。そのため4~5ヵ月以内にも暴落するとみている
簡潔にいうと、
4~5カ月以内に、40~50%暴落する可能性がある。
ということです。
リーマンショックを予想した方がそう言うと、とても説得力があります。
この話を聞くと、普通は暴落きてほしくないなという人がほとんどでしょうが、私は逆に暴落が待ち遠しいです。
なぜ待ち遠しいかというと、ある人の名言が心の中にあるからです。
ゆっくりお金持ちになる

ゆっくりお金持ちになりたい人なんていない
ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェットの名言です。
ウォーレン・バフェットは世界一の投資家で、そのバフェットの投資手法をなぜみんな真似しないのか尋ねられた時にそう答えました。
バフェットはゆっくりお金持ちになることを目指しているため、みんなが真似できない(しない)のです。
バフェットは、現在90歳ですが、投資を10代から始め、50代から爆発的に資産を増やしました。
このことからバフェットの投資スタイルは、まさにゆっくりお金持ちになることだというのが読み取れます。
ゆっくりお金持ちを目指していたからこそ、焦らず、正しい判断を行うことができ、世界一の投資家と言われるようになったんだと思います。
私が思う長期投資家が持つべきメンタルはこれだと思います。
早くお金持ちになろうとしない

みなさん、なるべく早くお金持ちになりたいという気持ちが絶対あると思います。
ですが、早くなろうとしてはいけません。
その考えが焦りにつながると私は思います。
「急がば回れ」
早くなろうとすると、目先の甘い誘惑に乗りやすくなったり、ろうばい売りしてしまうなど、最適な判断がしにくくなります。
この行為は、長期的な投資ではなく、短期的な投機(ギャンブル)に近くなります。
暴落は、株、投資信託を購入する最大のチャンスであり、大セールです。
暴落は怖いですが、暴落後も経済は成長し続け、いずれ復活すると、米国経済の歴史は示してくれています。
なので、暴落の怖さに負けてはいけません。
目先のことではなく、長期的に見て、どうなるかを考えて、ゆっくりお金持ちになることを考えて投資していきましょう。
2021年末の暴落は、ホールド+買い増し

2021年末に来る暴落に向け、今から準備していきましょう。
本当であれば、暴落前に株や投資信託を売り、現金比率を高めておくことが正解だと思います。
しかし、まだ実際くるかわからない暴落なので、私は、今メンタル面の準備だけします。
その準備とは、以下のことを心に誓うことです。
暴落が来たら、絶対にホールド+買い増しをする
暴落が来て、ろうばい売り+積立解除(減額)が最悪の対応であり、絶対に ホールド+買い増しをすると、今から自分に言い聞かせます。
これだけでも、実際暴落が来た時のメンタルが変わると思います。
人間は、想定外のことが起きると慌てていい判断ができなくなりますが、想定内であれば慌てることはなく、最適な判断ができるでしょう。
暴落が起こる可能性を想定しておき、その時の対応を今のうちから考えることがとても重要だと思います。
今回のニュースは、いつくるかわからない暴落に向け準備するいいきっかけだと思います。
準備は、なにをするかを決めておくだけでいいと思います。
暴落時は、 ホールド+買い増しをして、資産形成に励みましょう。