私は、2021年2月から投資開始し、1カ月で一気に100万円を投資信託(米国インデックス)に投資しました。
一括購入で買ったわけではないですが、超短期で(だいたい同じ相場で)100万円投資したので、ほぼ一括投資といってもいいと思います。
今回は、その投資成果を確認して、結局、一括投資か積立投資のどちらが正解だったのか考えます。
一括投資の特徴

まず、一括投資のメリット・デメリットについて確認します。
一括投資のメリット
メリットは、手元のお金を早く投資できることです。
投資信託は、運用期間が長いほど、複利効果で資産増加が期待できます。
今の時代は、銀行にお金を置いておくより、すこしでも早く投資した方が有利です。
一括投資のデメリット
デメリットは、リスクが大きくなることです。
投資信託を一括購入した直後に、暴落すると、資産が一時的に目減りします。
もし暴落を経験すると、怖くなって、ろうばい売りしてしまう人が多いでしょう。
また、一括投資には、まとまった資金が必要です。
貯まってから投資すると考えているより、少額でも投資を始めてしまった方がよいでしょう。
積立投資の特徴

次に、積立投資のメリット・デメリットを確認します。
積立投資のメリット
メリットとしては、
- 少額から投資できる
- 購入タイミングに迷わない
- ドルコスト平均法で購入できる(購入時期の分散)
少額から投資できることで、まとまった資金を用意する必要がなくなり、気軽に投資を始められます。
積立設定しておくことで、購入タイミングに迷いません。
株価が下がったときに、購入しようと思っても、うまくいかないものです。
自動購入設定で、機械的に買うことで、無駄に迷いません。
ドルコスト平均法とは、積立投資で定期的に一定額投資することで、
価格が高い時は少ない口数、価格が低い時は多い口数を購入でき、
長期的に見て、価格が平均され、価格の一時的な暴落に耐えれます。
積立投資のデメリット
デメリットは、複利効果を十分に受けれないことです。
手元資金をコツコツを積み立てるため、すべての資金を投資に回すまでに時間がかかり、運用期間が短くなり、上昇相場の場合、複利効果が低減します。
投資銘柄
次に、投資信託の投資銘柄を確認します。
私は、主に米国インデックス投資をしています。
投資銘柄は、下記の通りで、指数連動型です。
- 楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
- SBI・V・S&P500
- iFreeレバレッジ NASDAQ100
運用結果

私は100万円を2021年2~3月に一括投資し、
現在、約半年が経過した結果を振り返ってみます。
日付 | 投資額 | 損益 |
2/27 | 42万円 | -3.0% |
3/28 | 104万円 | +0.16% |
4/24 | 117万円 | +4.5% |
5/29 | 126万円 | +6.1% |
6/22 | 115万円 | +9.6% |
7/6 | 123万円 | +13.7% |
振り返ってみると、3/28に投資額が100万円を突破しました。
そこから、プラスを着々と積み重ねています。
2021年7月現在は損益は最大に膨れ上がっております。
一括投資か積立投資か、どちらがよかったのか?

一括投資の評価
3月中に100万円突破した後、プラスがどんどん膨れ上がっており、米国成長の恩恵を十分に受けることができました。
ただ、3月まではマイナスを推移して、すこし精神的にはつらかったです。
もし積立投資だった場合
もし100万円を半年に分けて、積立投資していた場合、
資金投入が遅れて、3月からのプラスの恩恵を、十分に受けられなかったです。
逆に3月までのマイナス局面は精神的に安心して過ごすことができたと思います。
結局、一括投資か積立投資か
上記の結果から、一括投資か積立投資かどちらがよかったかと考えたときの結果は、
一括投資で正解
一括投資だったことにより、プラスの恩恵をこぼすことなく受けることができました。
今後はどのように投資するべきか

2021年2月頃からの実績を見た場合、一括投資が正解でしたが、
今後、投資を始める人がどのような投資の仕方をするべきか考えました。
今後、投資を始める人は、
一括投資でも積立投資でも好きなほうでいい。
一括投資と積立投資の特徴を一言でいうと、
上昇相場に強い一括投資
下落相場に強い積立投資
逆に言えば、
下落相場に弱い一括投資
上昇相場に弱い積立投資
上昇相場に強いか下落相場に強いかどちらを重視するかは、相場次第であり、その人の考え方次第です。
基本的には、リスク回避のために、下落相場に強い積立投資を選ぶ人が多いように思います。
実際、私も積立投資をしています。
私の投資結果を見ると、一括投資がいいように見えますが、相場に恵まれただけで、今後、同じような相場になるとは限りません。
なので、結論は、一括投資でも積立投資でも好きな方でいいです。
一括投資と積立投資の間の投資方法を知りたければ下の記事を見てください。