
財形給付金ってなに?

厚生労働省が定めている制度よ
財形給付金とは
財形給付金とは、事業者が社員のために
毎年10万円を上限に貯金して、7年ごとに貯まった貯金を給付するという国が作った制度です。
そのため、給付金は、最大70万円です。
ですが、
50万円までは、非課税
50万円越えは、超えた分の1/2が課税対象
としているので、50万円になるように年7万円積み立てる会社も多いと思います。
この制度は会社が従業員に給料以外の資金を渡してあげるための制度ですので、従業員からしたら、お得な制度となっています。
50万円まで非課税なので、給料で渡すより効率的です。
この制度の対象者は?
まず、会社がこの制度を使っていることが前提です。
それに加え、財形貯蓄を毎月最低1,000円でもしていれば、対象になります。
7年間財形貯蓄を継続する必要があります。
途中で解約すると、対象外となりますので、注意してください。
ちなみに、財形貯蓄は引き出し制限がありませんので、引き出そうと思えば給料と同じタイミングで引き出せます。
誰が貯蓄するのか?
会社が貯蓄してくれます。
(財形貯蓄は自分で払います。)
社員は、財形貯蓄だけ貯めておけば大丈夫です。
先ほども言った通り、財形貯蓄はすぐに引き出せるので、銀行口座に入れているのと変わりません。
いくらもらえるの?
私の会社では、この制度をうまく使うために、毎年約7万円を貯金(拠出)してくれています。
7万円×7年=49万円
ということで、私の会社では、7年ごとに約50万円を非課税で給付してもらっています。
財形給付金はとてもいい制度
財形給付金はとてもいい制度です。
会社が勝手に貯めてくれるので、自分の出費は全くなし。
7年ごとに50万円もらえる制度なので、得しかありません。
この制度がある会社に入ったら、絶対に財形貯蓄に加入し、利用しましょう