レバナスで億り人達成できる?資産ごとに検証|必要な出口戦略

投資

みなさんは、「億り人」という言葉を聞いたことありますか?

億り人とは、資産1億円ある人のことを指します。

1億円あれば、FIREも視野に入り、投資家にとって目標となる資産額ではないでしょうか。

今回は、話題のレバナスに投資し、億り人達成できるのかどうかについて、検証します。

また、ボラティリティの大きいレバナスが取るべき出口戦略も紹介します。

このブログを読むと

「レバナスで億り人は達成できるのか」と、「とるべき出口戦略」がわかります。

レバナスとは

レバナスとは、

大和 i-Free レバレッジ NASDAQ(ナスダック)100

の略称で、指数連動型の投資信託です。
iFreeレバレッジ NASDAQ100 / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

(2021年に楽天からもレバナスが発売されました。)
楽天レバレッジNASDAQ-100 | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

NASDAQ100は、米国のハイテク中心の100社に連動する指数です。

100社のハイテク企業へ集中的に投資しますので、米国の代表的な指数のS&P500より上がり方、下がり方が激しい銘柄です。

【対象会社数】

全米株式(約4000社)>S&P500(約500社)NASDAQ100(約100社)

現在、米国経済は長期的に右肩上がりとなっており、NASDAQ100は、S&P500よりも好成績を記録している状態です。

さらに、この好指数に2倍レバレッジをかけた投資信託がレバナスです。

2倍レバレッジをかけるとは、毎日の指数の値動きを2倍にするということです。

簡単にいうと、下記の通りです。

【例1】

NASDAQ100 100円→110円(+10円)

レバナス(2倍) 100円→120円+10×2=+20円

【例2】

NASDAQ100 100円→90円(ー10円)

レバナス(2倍) 100円→80円ー10×2=ー20円

プラスもマイナスも2倍されるので、レバナスは価格の上下が激しいです。

この指数は長期的にプラスが続いており、S&P500とともに、最高値を更新し続けています

そのため、この投資信託は、短期的な怖さはもちろんありますが、理解したうえで投資するのならば、長期的にみて、一番いい投資信託となりうるでしょう。

私は、何十年後に振り返ったとき、「SBI・V・S&P500」よりも「レバナス」の方が利益を出すこと確信しています。

レバナスで億り人になれる?

レバナスは、

米国の好指数 × 2倍レバレッジ

であるため、普通のインデックス投資に比べると、非常に資産増加が期待できます。

このレバナスによって、億り人になれるか検証します。

想定利回り

レバナスの利回りは、3年で+100%(2倍)になると仮定します。

実際の大和レバナスは、2022年2月時点で

3年の騰落率:+256.69%

設定来騰落率:+227.73%

iFreeレバレッジ NASDAQ100 / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

最近の米国市場は好調すぎて、3年で+383.47%を記録していますが、これが将来続くことは考えられません。

なので、今回は、3年で+100%(2倍)になると想定します。

普通のインデックス投資ならば、年5~7%を期待する程度なので、これもレバナスだから設定できる利回りです。

ちなみに、普通のインデックスは、2022年2月8日時点で

NASDAQ100は、+121.97%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

S&P500は、+80.74%
iFree S&P500インデックス / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

投資金額

投資金額は、

  • 100万円
  • 200万円
  • 300万円

の4パターンで算出します。

検証結果

投資金額100万円

年数投資元本リターンリターン評価額
01,000,0001.001,000,0002,000,000
32,000,0001.002,000,0004,000,000
64,000,0001.004,000,0008,000,000
98,000,0001.008,000,00016,000,000
1216,000,0001.0016,000,00032,000,000
1532,000,0001.0032,000,00064,000,000
1864,000,0001.0064,000,000128,000,000
21128,000,0001.00128,000,000256,000,000

投資金額が100万円の場合、

18年後に1億2,800万円(億り人)

となります。

投資金額200万円

年数投資元本リターンリターン評価額
02,000,0001.002,000,0004,000,000
34,000,0001.004,000,0008,000,000
68,000,0001.008,000,00016,000,000
916,000,0001.0016,000,00032,000,000
1232,000,0001.0032,000,00064,000,000
1564,000,0001.0064,000,000128,000,000
18128,000,0001.00128,000,000256,000,000
21256,000,0001.00256,000,000512,000,000

投資金額が200万円の場合、

15年後に1億2,800万円(億り人)

となります。

投資金額300万円

年数投資元本リターンリターン評価額
03,000,0001.003,000,0006,000,000
36,000,0001.006,000,00012,000,000
612,000,0001.0012,000,00024,000,000
924,000,0001.0024,000,00048,000,000
1248,000,0001.0048,000,00096,000,000
1596,000,0001.0096,000,000192,000,000
18192,000,0001.00192,000,000384,000,000
21384,000,0001.00384,000,000768,000,000

投資金額が300万円の場合、

12年後に9,600万円(=1億円)(億り人)

となります。

まとめ

レバナスで億り人になることはできる!

投資金額を大きくすればするほど、早くなれます。

投資金額期間評価額
100万円18年1億2,800万円
200万円15年1億2,800万円
300万円12年9,600万円

投資金額を100万円増やすごとに、3年ずつ短縮可能です。

レバナスの弱点【下落率75%】

レバナスは、好指数×レバレッジ2倍のおかげで、資産増加が爆発的になることがわかりました。

しかし、その反面、暴落が来た場合、普通のインデックスの2倍下落します。

レバナス最大の下落率は75%となると想定しておいてください。

そのため、出口戦略がものすごく大事になります。

「レバナスで億り人達成したから、FIREしよう」

と思ったら、その直前で暴落

75%下落し、評価額が2,500万円

なんてことも考えられます。

それを防ぐための出口戦略を紹介します。

レバナスの出口戦略

【出口戦略】

途中で段階的に利確する。

資産がだんだん増えてきて、出口(1億円)に近づいてきたら、徐々に利確しましょう。

利確(現金化)すれば、暴落が来ても安心だからです。

ただし、利確した分はレバナスの恩恵を受けれなくなるので、注意してください。

(想定より資産増加が遅くなります。)

利確した資産については、

  1. 円で銀行に預けておく
  2. ボラティリティがもう少し低いオルカンなどに再投資する

という2つの方法があります。

1は、確実に自分の資産を守ることができます。
2は、ボラティリティを抑えつつ、一定の資産増加を期待できます。

なお、利確時は、税金がかかるため、注意してください。

税金は、利益×約20% かかります。

1億円の利益の場合、2,000万円が税金で引かれます。

しかし、この税金を非課税にすることができます。

非課税にする方法は、NISAおよびジュニアNISAです。

詳細は、下記記事で紹介しています。
https://multi-billionaire.blog/rebanasu-and-jr-nisa/

最後に

検証の結果、レバナスで億り人達成は、可能であり

  • 100万円→18年
  • 200万円→15年
  • 300万円→12年

の期間で達成することが期待できます。

この検証はあくまでも過去の実績からの想定なので、実際にどうなるかは誰にもわかりません。

しかし、私はレバナスは達成する確率は非常に高いと思っています。

みなさんもこれを参考に投資してください。

レバナスに相性がいいのは、ジュニアNISAです。
レバナスの利益を非課税にできます。
レバナス×ジュニアNISA|最高効率で安定的に資産運用する方法教えます。【爆発力×安定感】

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