【こどもの将来】学資保険かジュニアNISA、どちらがいい?

投資

私は今まで学資保険をかけていましたが、解約しました。

なぜかというと、ジュニアNISAを始めたためです。

同じように、学資保険をかけている方で、ジュニアNISAとどちらがいいのか迷っている方は多いと思います。

今回は、学資保険とジュニアNISAを比較し、どちらがいいかを検証します。

学資保険とは

学資保険とは、教育資金を準備する保険

【簡単な特徴】

  • 確実な返戻率(ただし、低い返戻率)=5%前後
  • 親や子にもしもなにかあったときは、支払い免除
  • 自分に合わせて自由に設定可能な掛け金を設定
  • 半強制的な払い込み(口座引き落とし)
  • 受け取り時期は確定(18~20歳にする人が多い)
  • 生命保険料控除あり
  • 途中解約すると、元本割れ

簡単に言うと、こどものために貯めておく貯蓄型の保険で、安定した返戻率が確約されています。

ただし、返戻率は5%前後で、ほとんど資産増加は見込めません。
10年以上預けて、5%前後というのは、私的には全く魅力がありません。
米国株のインデックス投資では、平均して年間5%の利率が見込めるので、資産の増加については全く話になりません。

この保険の魅力は、資産増加は見込めないが、貯金が苦手な人が半強制的な払い込みで貯金ができるということです。

銀行口座に置いておくと使ってしまうという人には、ちょうどいい保険です。

受取金額の例

毎月1万円~1.5万円払い込み(児童手当を保険料に充てることが多い)
・払い込み期間は、15歳前後までに払い込み(早めに払い込み終了させると返戻率が上がる場合あり)
・受け取りは18歳と20歳の2回

→この場合の受取金額の目安 200万円~250万円

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAとは、2016年1月から始まった「未成年者少額投資非課税制度」です。

【簡単な特徴】

  • こどもの証券口座で運用(大人は不可)
  • 年間80万円投資可能
  • 運用益が非課税
  • 途中の銘柄変更は不可
  • 廃止が決定し、新規投資は、2023年まで
  • 非課税期間は5年間(ただし、ロールオーバー申請すれば成人まで非課税で運用可能
  • 払い出し制限あり(2024以降は全額なら可)
  • 売却(利確)は、自由に可能

詳しいことは、金融庁のサイトにて

大事なことは、

最高240万円(年間80万円×3年:2021~2023年)を、子どもが成人(18歳)するまで、非課税で運用可能

学資保険とジュニアNISAの比較

学資保険ジュニアNISA
安定性〇~△(投資商品による)
利益率×
得する制度保険料控除利益に対して非課税
(20%が非課税になる)
途中解約可能(ただし、元本割れ
する可能性あり)
2024年以降なら可能
重要ポイント半強制的な貯蓄利益の最大化

次に、この比較を元に、学資保険がおすすめな人、ジュニアNISAがおすすめな人を解説します。

学資保険がおすすめな人

学資保険がおすすめな人は、

  • 貯金が苦手(半強制貯蓄したい)
  • 安定性を求める(資産の増加を求めない)

ジュニアNISAがおすすめな人

ジュニアNISAがおすすめな人は、

  • 資産を増加させたい
  • 資産運用のリスクを許容できる(値下がりしてもメンタルが耐えれる)
  • こどもが18歳になるまで使わないお金がある(最高80万円×3年=240万円

ジュニアNISAでおすすめの運用銘柄

ジュニアNISAで運用するのにおすすめの銘柄は、こちらです。

  • iFree レバレッジ NASDAQ100(通称レバナス)【攻め派】
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)【守り派】
  • SBI・V・S&P500インデックスファンド【中間】

この3銘柄は、今後10年以上は上がり続けると考えられる銘柄となっています。
攻めたいか、守りたいか、中間くらいか、自分で判断し、選んでください。

ちなみに、ジュニアNISAでは、つみたてNISAより多くの投資商品に投資できるようになっております。
特に、レバナスは、つみたてNISAでは選べない商品となっており、おすすめです。
レバナスに関しては、下記の記事でシュミレーションしています。

レバナス×ジュニアNISA|最高効率で安定的に資産運用する方法教えます。【爆発力×安定感】

私の投資銘柄

私は、実際に2021年は
・レバナス(50万円)
・オールカントリー(30万円)

に投資しました。

2021年11月現在の評価額は、

80万円→90万円となっており、

順調に育っています。
皆さんも、ぜひ活用して、資産形成を進めましょう。

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