私は、資産形成、投資を始めて、もう半年経ちました。
長いようで、短い時間でした。
今までの人生で一番お金について考えた期間だと思います。
色々、迷うことがありましたが、結果「失敗はしていない」と考えています。
投資は「成功を目指す」のではなく、「失敗しないことを目指す」がモットーだと思います。
今回は、初心者だった私が悩んでいた最初で最大の問題について、自分の中で解決できたので、皆さんにご紹介します。
最初で最大の問題【銘柄選び】

資産形成、投資を始めたばかりの人がまず悩む問題が、銘柄選びです。
まず、初心者におすすめの投資信託は、大きく分けて3つあります。
- S&P500連動の投資信託
- 全米株式連動の投資信託
- 全世界連動の投資信託
この記事を見ている人は、もうこの銘柄については、よく調べていると思いますので、ざっくりとだけ解説します。
S&P500連動の投資信託
S&P500というのは、米国の精鋭500社(大型)の株価を集めて作った指数です。
米国は、長期的に成長を続けていますが、S&P500に選ばれている500社が筆頭となっていることは間違いないでしょう。
その500社にまるごと投資できるのが、S&P500連動型の投資信託で、SBI・V・S&P500インデックスファンドがおすすめです。
[メリット]
米国精鋭500社の大型株の詰め合わせパックなので、他より集中的なので、株価上昇が見込める
[デメリット]
他より集中的なので、リスクが高く、株価暴落したときのダメージは大きい。
米国が失速すると無防備。
全米株式連動の投資信託
全米株式連動で代表的な指数は、「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」で、米国全体(大型~小型までの約4,000社)の株価を集めて作った指数です。
S&P500より多くの会社を集めていることにより、分散されているため、値動きは小さくなります。
ただし、時価総額加重平均型(大きい会社を大きな割合にする)なので、結局、S&P500に選ばれるような会社が割合を多く占めますので、S&P500に似たような動きをします。
おすすめは、楽天・全米株式インデックスファンドやSBI・V・全米株式インデックスファンド(2021年誕生)です。
[メリット]
米国全体の4,000社に分散されているので、リスクが比較的に低い。
ハイテク株以外にも投資できる。
小型株の急上昇の取りこぼしが少ない。(小型株は、大型株より成長性は高い)
[デメリット]
分散されすぎて、株価上昇がマイルドになる。
結局、S&P500が大部分を占める。
米国全体が失速すると、無防備。
全世界連動の投資信託
全世界株式連動で代表的な指数は、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」で、全世界約70か国の株式を対象に、各国市場の時価総額上位85%をカバーするさらに広範囲な指数です。
現時点では、全世界株式の国別割合において、米国の比率は50%前後あります。
続いて、日本6.7%、イギリス3.7%、フランス2.9%、カナダ2.9%程度となっております。
米国市場がものすごく大きいので、ダントツで大きい割合となっています。
おすすめは、三菱UFJ国際のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です。
[メリット]
全世界に投資できるので、どの国の成長についても取りこぼしが少ない。
米国が成長しても、他の国が成長しても、株価上昇が見込める。
[デメリット]
分散されすぎて、株価上昇がマイルドになる。
他の国の株価暴落リスクを抱える。
どの投資信託に投資すべきなのか【全部買い】

さきほど紹介した投資信託3つは、非常におすすめです。
どの銘柄に投資するか本当に迷います。
どの投資信託に投資すべきか、結論から言うと、
全部買い
をおすすめします。
この3つのどの銘柄を買っても、正直、失敗することはないです。
どの銘柄が何%伸びるかはどんぐりの背比べです。
なので、でいいと思った銘柄は全部買ってください。
- SBI・V・S&P500インデックスファンド
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
半年続けてわかりましたが、株価はだれも予想できません。
短期的に見ていて、予想通りに行くことはありません。
(長期的に値上がりすることは確実ですが、、、)
初心者の勘違い

私が最初の頃は、どの銘柄が一番いいか選ばなければいけないと思っていました。
しかし、間違いでした。
ネットで検索し、必死に調べていましたが、意味ありませんでした。
特定口座ならもちろん、一般NISA、積立NISA、ジュニアNISA、iDeCoでも、一つの銘柄に絞る必要は全くありません。
実際、私は、特定口座のほかにも、積立NISAとジュニアNISA、、iDeCoをしていますが、各口座の中で、いろいろな銘柄を組み合わせて、コーディネートしています。
各制度で同じ銘柄を買うこともあれば、全く違う銘柄を買うこともあります。
制度的に、いろいろな銘柄を組み合わせることが可能なので、無理して一つに絞る必要はありません。
いいと思った銘柄は、全部組み合わせましょう。
もしだめだったら、もう追加購入しない、売る等をすればよいだけです。
それくらいは勉強代として、見込んでもいいと思います。
最初にも言いましたが、失敗しないことが大事なので、
成功を狙いすぎ、無理して一つの銘柄に絞り、0か100の賭けに出る必要はありません。
狙うは、50か50のどちらに転んでも、利益がそれなりに出るという状態です。
(一攫千金の大金持ちを狙っている人は違いますが、、、)
みなさん安定して、利益を出せるように頑張りましょう。