仕事を頑張っているみなさんへ
今、必死に仕事を頑張っている中で、もう頑張れないという人にこの記事を見てほしいです。
先に言いますが、努力が無駄と言っているわけではなく、頑張りすぎているみなさんにそれ以上頑張りすぎなくても言いですということを伝えたいです。
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令和2年賃金構造基本統計調査

厚生労働省が実施し、労働者の雇用形態、年齢、性別などの属性と賃金の関係を明らかにする目的で行われています。
令和2年賃金構造基本統計調査
賃金の決まり方は下記の属性が大きく関係しています。
- 年齢
- 性別
- 学歴
- 企業規模
- 産業
- 雇用形態
今回は、この属性と賃金の関係を解説します。
年齢
55歳がピーク
ほとんどのグラフで、入社時が一番賃金が低く、そこからだんだん賃金が上がり、55歳でピークとなり、定年を迎え、下がっていくというカーブを描きます。
性別
女<男
20代は変わりませんが、30代から乖離し始め、55歳の時に、賃金格差が最大となります。
男女格差が顕著に表れており、あまりいいことではないと思いますが、これが実情です。
学歴
高校<専門学校<高専・短大<大学<大学院
高校から学歴が上がることに、賃金が上がっていきます。
55歳でピークを迎えて、それ以降賃金は下がっていきますが、
大学院卒だけが、男女とも55歳にピークを迎えてから、一度下がり、70歳でもう一度ピークが来ます。再就職の関係でしょうか。
企業規模
小企業<中企業<大企業
これは、いうまでもなく、そうです。大きい会社ほど、賃金は高い傾向にあります。
産業
宿泊・飲食サービス<製造業<教育<金融保険業≦医療福祉
従事している産業においても、賃金格差が現れます。
やはり金融や医療関係は、高いです。
雇用形態
正社員・正職員以外< 正社員・正職員
結論

入社時点で賃金はだいたい決まってしまう。
入社時点で、サラリーマンは賃金(将来の賃金や生涯賃金)がだいたい決まります。
ブロガーやYoutuberなどは青天井であるため、努力した分、賃金が上がります。
しかし、サラリーマンは違います。
賃金は青天井ではなく、カーブに沿って増えていくので、努力をたくさんしたからと言って、賃金がその分増えていくシステムではありません。
頑張ることも必要ですが、頑張りすぎてもこのカーブから抜け出すことは難しいです。
例えば、若い社員がどんなにいい成果を残しても、全く成果上げない55歳に賃金で勝つことは難しいです。
賃金カーブは、この調査において、下記の属性で決まりました。
- 年齢
- 性別
- 学歴
- 企業規模
- 産業
- 雇用形態
つまり、努力しすぎても、誤差程度のずれしか生まれません。
仕事に追い込まれている人は、この記事を見て、もう少し気楽になってもらってもいいかと思います。
日本人は頑張り屋が多いです。
過労死などもよく問題になっていますが、もうすこし肩の力を抜いてみましょう。
すこし力を抜いても、この賃金カーブに則って、賃金は増えていくと割り切ってみてください。
注意:ある程度の努力はもちろん必要ですよ